セネガル最終日

どうにかして午前中で仕事の目途をつけて、昼食は先週日曜日に満喫したブラジル料理屋へ。気に入った店があると時々こういうことをやってしまうのですが、大概、一回目に行った時ほどの感動は得られない。初めて見るのと二度目とでそもそも新鮮味が違うので全く同じものが出てきても満足度は下がるし、一回目が単に運が良かっただけで本当はそこまですごくないということもあり。今回のブラジル料理屋は、がっかりとは言わないまでも、二週連続で行くほどじゃあなかったなぁと、行ってから実感。

そのあとは、Sea Plazaというショッピングモールでスーツケースを購入。大きめのスーツケースの車輪が壊れて動作不能になってしまったので、どうせ日本に帰ったら買い替えるということで、セネガルで買うことに。西アフリカの果てでまともなスーツケースなんて売ってるのか?売ってるんですね、それが。TUMIの正規品を購入しました。為替と、日本プレミアム(?)の関係か、日本で買うよりも2万円くらい安く買うことが出来ました。

このスーツケースを買う時にちょっとしたトラブルがありました。セネガルでは比較的ピカピカのお店(スーパーとか)ではクレジットカードが使えるのですが、この鞄屋さんでも当然クレジットカードは使えることになっていました。が、残念ながら理由は不明ですが、自分のカード、妻が持っている家族カード、妻が持っている別のカードを使っても、全然ダメ。現金の持ち合わせは、ありません。

ちなみにSea Plazaで携帯ショップを覗いてスマートフォンの価格をチェックしたところ、iPhoneが約8万円、Samsungが約7万円、BlackBerryが約3〜5万円。GSMで通話+SMSオンリーの携帯が5000円くらいで買えるのでやはりスマートフォンは依然として高嶺の花という位置づけ。でも、周りの同級生(一般企業のマネージャクラス)は、普通に持っていました。アフリカの中間層恐るべし。

家からSea Plazaまではタクシーで5分強、200円という距離。ただ、一度取りに帰ってまた来るというのはなかなか面倒で、どうしたものかと悩んでいたところ、店員さんが「家まで係員を送るから、途中でお金をおろして払ってもらえばいい」と。ということで、かばん屋さんが捕まえた明らかにかばん屋さんのテインではない掃除のおばちゃんがポーターよろしくスーツケースを持って我が家へ動向。結局、我が家にあったユーロをおばちゃんに渡して終了。

そんなバタバタのあと家でSea Plazaで購入したケーキ(うまいんですが、2個で1000円くらいして中々高い)を食べてゆっくりした後、荷物の最終パッキング。結局、30kgのスーツケース×2、20kgのスーツケース×1、10kgのカバン×4、ベビーカー、というかなりハードな量になりました。さらにこれに加えて、20kgのバック×1というのが出来てしまったのですが、これは今度日本に帰ってくる方に託すことに。

その後夕食をあわただしく食べて、部屋に残った荷物の一部を近所の子供に手わたし、1時間ほど一眠り。夜12時ころに日本人の方に迎えに来てもらい(本当に頭が上がりません)、一路空港へ。空港では、トラブルというほどの問題は無かったものの、やはりこれだけの荷物を取回すだけで十分疲弊してしまいました。現在、13日の午前2時。あと30分ほどでラウンジを出て、リスボンに飛ぶ予定です。

セネガル最終日だったのでいろいろと振り返りたいなと思わなくもないのですが、全く以ってその余裕は無し。1年間の振り返りは、帰りの機中でゆっくりとすることにします。(クタクタで寝てしまう可能性も大ですが。。。)