最後の先生が、これか。

先週で最後だった筈の授業ですが、急きょ今週末に以前キャンセルされた授業が追加されて、今週が最後の科目になりました。科目はInternational Finance。

米国でMBAを取得し教職経験を持ち、現在はガーナで教えるガーナ人の先生。
今回のMBAプログラムで分かったことの一つは、時間の正確さについて。

米国人>フランス人>>セネガル

なので英語圏というガーナの人でかつ米国での経験が長い彼は、当然授業時間前に来る筈と期待しておりました。

ところが、授業が始まる16時になっても姿なし。というか、16時時点でクラスにいたのは自分だけ。まあ、よくある状況なんですが。

結局彼が来たのは16時45分。開口一番に行ったのは、「いつもは絶対に遅れないのだけれど、今日は空港から直接来て、車が混んでいたので遅れてしまった」と。


言い訳から入りやがったね。


その後この授業の紹介などを始めたのですが、その中で、「本当は国際金融というのは毎週3時間×16週をかけてやるものであって、週末1回きり16時間なんてのは、そもそも無理なんだよね。」とのたまう。

まあ、合意できる。

でもね、


本当は2週間の授業だったのが、あなたがガーナでタクシーにぶつかって来れなくなってキャンセルされたせいで、1週間になってしまったのだけれど。



さらには、「今日は(開始の遅れと授業のイントロで)1時間ロスしてしまったので、日曜日は朝9時からとのことだが、朝8時から始めることとする」



おいおい。自分が遅れたせいなのに、それかよ。


しかも、エラそういうところが、また何とも言えない。

同級生は、唖然とするか、下を向いて首を横に振っておりました。



最後に、今週末の授業の概要を説明していた時に飛び出したびっくり発言。


「お金を借りるとき、短期で借りるものをNotesと言い、長期で借りるものをBondsという。」


目玉が飛び出そうになりました。
何を言っているんだ、このおっさんは。


たしかに米国債は償還期間1年以内だとBill、10年まででNotes、それより長いとBondsっていうけれど、社債は全く別だし。ちゃんと「国債」って言わないと。

あまりにもビックリしすぎて&聞き間違いかと思って、突っ込めなかった。

債券の話はまたどこかで出てくると思うので、その時にもしまたこんなことを言っていたら、さすがにちょっと質問というか突っ込みをしようと思います。(間違ったところを探して重箱の隅をつつくような指摘はしたくないのだけれど、これはちょっとなぁ。。。)

これが、今回のMBAの最後を締める教授であります。