感謝、そして週刊アフリカビジネス・創刊号発行

ついに、「週刊アフリカビジネス」創刊の日を迎えました。
(日本時間的には10月4日発行なのですが、セネガルは何せ9時間の時差があるので、10月3日(今日)発行することになりました。)

創刊号のことを書く前に、まずはここまで来れたことに対して、これまで自分と何かしらの関係を持ってくれた全ての方に感謝の念を表したいと思います。2か月前まで、自分が有料メールマガジンを発行するなんてことは、考えたこともありませんでした。しかしいったん発行すると決めて原稿を書き始めると、これまでに学んだこと、経験したことが、今の自分の思考・行動様式を規定し、今に至っていると改めて強く感じました(当たり前なんですけどね)。SE、コンサル、銀行員というキャリアで培った所謂スキルはもとより、社会人になる前までの経験、社会人でのプライベートな友人関係を通じて感じたこと、これら全てが、セネガルに自分を連れてくることになった重要な要素として機能しています。言い方を変えると、「あれが無かったら今ここにはいないし、メルマガなんて書こうと思ってないようなぁ」というような「あれ」が、わんさかと出て来るのです。したがってメールマガジンというのはそんなもの全てからの抽出物であり、今回の創刊号は、アフリカビジネスの情報提供という形を取って表現される、現時点での私自身であるとまで思えています。

今日の創刊に向けて、1週間前から通常仕事モードに入ったわけですが、幸いにしてこの仕事が比較的性に合っているようです。自分の好きな仕事を、好きなようにできるというのは本当に素晴らしいことだと実感しています(ラクではありませんが、楽しいです。)

私を、このような素晴らしい状態に持ってきてくれた、今までに関係したあらゆる方に対して、心からありがとうございますと、感謝をしたいと思います。そして、この極めて恵まれた環境にふさわしい、高いクオリティのアウトプットを出していきたいと思います。
(日本に帰ってから直接お会いする機会のある方も多いと思うので、その時にはまた別途ちゃんとご挨拶をしますが、まずは今日という区切りの日に感謝をしたかったのです。)


さて、創刊号の話。

週刊アフリカビジネスでは、毎週のニュース20本を若干の解説付きでお送りするとともに、ケーススタディという形で、対象をフォーカスした分析をお届けします。

創刊号のケーススタディは、「アフリカへの注目は『根拠ある熱狂』なのか?」と題して、第二号と二部構成でお届けします。アフリカの経済は本当に騒がれるほど注目されているのか?単に、天然資源がいっぱい取れるだけではないのか?であれば、天然資源がない国は成長してないのではないか?などなど、「アフリカって本当にちゃんと成長しているのか?」ということを、既存のレポートやデータを分析して、解き明かしています。

ニュースについては、Twitterやブログでは掲載していない、アフリカ諸国での新規投資案件ニュース、新たな天然資源の発掘、今後の投資計画、投資機会などのニュースを、若干の解説をつけてお送りします。多くの企業が、アフリカのビジネスチャンスに目を向けているか、アフリカで多くの新事業が日々展開されているかが、若干でもお分かり頂ける内容になっていると思います。

また原稿を書き始めて気が付いたことですが、本メールマガジンはアフリカを対象としているものの、アフリカに限らず、他の途上国向けビジネスにも役立つものになりそうです。

結局、アフリカであろうとアジアであろうと南米であろうと、「途上国で日本企業が攻めていくにはどういうことが考えられるか」という観点では、原理原則は普遍的なもののように感じるからです。

また、何かの機会に「例えばアフリカではこういう事例がある」という使い方もできるものと思っています。

メールマガジンは有料(月840円、一日換算約28円)ですが、登録月は無料なので、少しでも興味がわきましたら、ぜひお試しください。登録は、こちら、もしくはホームページ上部についているリンクから。

末永く、よろしくおねがいいたします。