前もって言っておこうよ

最近、ダカールの電気が不安定です。

我が家では停電こそないのですが、ふっと電気が暗くなるということが頻繁にあります。
またダカール市内中心部の家では、日中の数時間ぶっ続けの停電はかなり日常的だそうです。

実はW杯中は、大丈夫でした。セネガル人はサッカーが大好きなので、テレビが見られないとものすごく社会不安になる、ということから、電力会社のSenelecが必死になって発電をしました。

ただ、大会直後、停電がひどくなりました。大会中、本当は稼働停止してメンテナンスする必要があった発電機を、まとめて大会後に停止したからとのこと。まあ、しょうがないと言えばしょうがない。

その時期も過ぎてからは特に問題なかった(と言っても時々停電はしますが)のですが、最初に書いた通りまたここ数日状況がおかしくなりました。なんだろう、と思っていたら、今日の新聞で「今、実はメンテナンス中なのと、実は発電機が2基ほど故障中で止まってるんです。10月半ばには回復しますから」と。

メンテナンスは必要だし、故障も(機会が古いので)しょうがないと思うのだけれど、そういうことは、わかった時点で「電力が不足をするので、少しご利用を控えてください。10月半ばには回復します」と言えばいいと思う。実際に利用が控えられることは無いと思うけれど、それでも10月半ばということに対する信頼感が高まるし、何よりも電力会社に対する信頼感が高まる。こういう信頼(もしくは不信感)の積み重ねが、政府機関に対する信頼もしくは不信感につながっていくのではないかと思う。