セネガルのアリ

セネガルは蚊が多く、蚊帳を使って寝ているのですが、アリも中々多い。
家の中を我が物顔で歩いているだけであれば構わないのですが、それらが、手足に上ってくる。それも気になるのですが、それは気づいた時にプチッとつぶせばよろしい。

でも、一番腹立たしいのが、アリに噛まれること。これが、何気にイタイので、頭にくる。しかも結構な頻度で噛んでくる。

これはちょっとやってられないと思い、日本に一時帰国された方にお願いして、「アリコロリ」を買ってきてもらいました。今月頭ぐらいから設置していたのですが、これが効果てきめんで、我が家の中のアリは、9割方居なくなったのでした。日本製さすが!と感動。

ところが、最近また増えつつあります。

この「アリコロリ」は、2cm×5cm×1cm位の小さな箱に、アリのエサが入っていて、その餌を巣に持って行って食べると、アリは死んでしまう、という代物。これまでは、アリコロリを設置すると、そこにアリがわっさわっさと集まって、お土産をお持ち帰りいただき、翌日にはもうご来店されない、という状態でした。


それがなんと今では、「アリコロリ」をきれいによけて、アリが行進している。
これには全くもって驚きました。

アリコロリを置いた当初はアリが激減したので、昔にこのエサを食べたアリはもういないと思う。なので「この前食べたあのエサは食べると死んじゃうから食べないようにしよう」と考えることは当然できない。ということは、このエサを食べて目の前でやられていく仲間を見た別のアリが、「あのエサは危険だから食べちゃあイカン」と思ったのだろうか。そんなことが本当にあり得るのか?

いずれにせよ、一度はかなり効いたアリコロリ。周りでもアリに悩まされている人はいるので、ぜひアリコロリ関連の日本企業の方は、セネガルでも製品の販売をしてみたらいかがでしょうか。