買わないと怒る八百屋

今日は、週に一度の買い物デー。一週間分の食料と雑誌を、フランス系のピカピカのスーパーマーケットと、地元の野菜市場で買います。買い終わると全部で16kgで、それらを持ち歩きながら買い物をして、最後はアパートの4階まで持ち上げないといけないので、結構な重労働。

地元の野菜市場は、露店の集合体のような感じで、個人店主の販売スペースがずらーっと並んでいます。数も多いし、仕切りもないので、初心者はその野菜市場をふらふらと歩きながら、どこで買おうかなぁと逡巡する。中級者になると、なんとなく仲良くなった野菜屋さんからまとめて全部買う(複数のお店で買うのは面倒なので。いわゆるワンストップショップですな。)上級者になると、あの食材はこのお店、この食材はこの店、というように明確に使い分けるようになります。

自慢じゃないですが、わがヨメは、上記の区分で行くと上級者クラスのようで、モノによってかつ鮮度によって、明確にお店を使い分けている模様。買い物をせずただ荷物持ちをしている自分からみると違いはよくわからないのですが、いいものをより安く買っているようなので、ありがたい。

ところが、お店のほうからするとかなり「感じが悪い」らしい。わがヨメにも当然中級者時代はあって、その時に集中的に購買していたある露店のおばちゃんは、ヨメを見つけると、必ずうちの店で買えと忠告してくる。前回は、そのおばちゃんのお店を出た後、(その店には大根が無かったから)他のお店で大根を買おうとしたところ、「なんでほかのお店に行くの!?持ってきてあげるから私から買いなさい!」とマジ切れされ、結局そのおばちゃんから大根を購入することに。今日は、トマトについて、そのおばちゃんのお店で買うと高いから別のお店で買おうとしていたところ、ブチ切れおばちゃんは、別のお店の店主に対して、「うちのお客を取るな!」とこれまたマジ切れ。当然、その別のお店の店主も負けずに応酬し、結局わがヨメは予定通りトマトを購入できました。その後、ヨメに対してぶつぶつと二言三言文句(?)を言いましたが、最後にはそのブチ切れおばちゃんのところで買い物をしたので、少しは機嫌がよくなったようには見えましたが。

なかなかに、ハードな市場です。