結婚式二次会的イベント

今日は、授業の後、クラスメートの結婚式2次会のようなイベントへ。
これは、ムスリム・クリスチャン関係なしに、セネガルで結婚をする際に行われるYendouというイベント。幅広く親族、友人、知人を集めて、一日中飲み歌い騒ぐというものらしい。
今回の場合は、午後2時から、とある大学の講堂のようなところで始まることになっており、クラスみんなが招待を受けていました。

今日は授業が午後2時半に終わり、さて急いでいかなければと思い周りのクラスメートに声をかけてみると、行く人が全くいない。仲いいはずなのに。なぜかと言えば、





みなさん、断食中です。



クラスの大半はムスリムで、今は断食期間真っ最中。「飲み食い騒ぐ」イベントであるYendouに行って敢えて食べないという選択肢も無くは無いらしいのですが、「今断食だから食べられないんです」と説明しないといけないし、そんな中でクリスチャンだけ食べるというのも気まずくなるので、行かないのが普通らしい。ということで、9割方がこの時点でアウト。

残りのクリスチャンは、「ちょっと仕事が忙しくて、、、」という理由であっさりオフィスへ。Yendouというのは、そんなに軽いものなんだろうか、、、という疑惑を持ちつつ、結局、自分ひとりで行くことになりました。。。

現地には3時ころに到着。予想通り、始まっていない。

親族の席でちょこんと待つことになりました。周りの人と一応挨拶はかわすも、まあありがちなんですが、向こうは向こうでグループがあってそちらでしゃべるし、こちらはこちらで昨日からの体調不良で頑張る気にもなれず、しばし会場を眺めて写真を撮るためにうろうろ。(インドで友達の結婚式に行ったときには、放っておいてもやたらと周りの人から声をかけられてぐったりしたぐらいだったのに。当たり前の話だけど、国民性の違いか。)

しばし待っていると、大学のMBAプログラムマネージャーが登場し、彼と二人で談笑。食事の用意ができたと言われたので、新郎新婦が来る前に食事を取りに行く。クリスチャンな人々ばかりなので、お酒も普通に出る。そして当然、乾杯とかなしに、食べ始めることに。食事は、肉の揚げ物やセネガル料理のビーフシチューのようなぶっかけごはんとか。

ちなみに、会場の雰囲気はこんな感じです。

そうこうして待つこと2時間半以上、日本の2次会だったらもう終わってるんじゃないかというくらいの遅れで、やっと新郎新婦登場。

特に、入場の音楽とか、式の進行などは無くて、新郎新婦が「やあやあこんにちは」みたいな感じで、片っ端からテーブルの参加者とあいさつをしていく。
挨拶が一通り終わり、食事も一通り終わり、ひたすら談笑の時間が続く。

体調もイマイチだったので、4時間ほどのところで退散しました。どうやら一般的には、この後参加者が飲みながら踊るというのを気が済むまでやるらしい。うーん、これだったら確かに仕事が忙しかったらいかないかもしれない(そして自分も仕事を一応持っている身なので、行かなくてもよかったかも、と思わなくもない。)

正直なところ、(開始時間の遅れ以外は)特にセネガル的にすごい何かがあったわけではないですが、新郎新婦には参加して一応喜ばれたので、よかったかな。。。