メディア論の授業

久しぶりのMBAの授業。メディア論。メディアはどのように世論を操作するのかというのがテーマ。もともと予定されていたプログラムにはなかった授業科目。もともと予定されていた科目が無くなって、新しい科目が入る(しかも必修)というのはもう無茶苦茶で呆れてしまうのですが、まあしょうがない。

出席してみたら、なかなかいい感じ。

テーマがそもそも面白いし、教授が、Jeune Afriqueというアフリカ圏の政治経済を扱う大きな週刊誌(イメージ的には、TimeとかNewsweekとかのアフリカ版というイメージ)の元編集長ということで、言っていることが結構鋭い。ただ、ものすごく速いフランス語でしゃべるのと、授業の半分が映画・ドキュメンタリーを観るのに費やされる(それらを観た上で、気づきの点をディスカッションする、という形式)なので、授業時間中はすんごく集中していないといけない。今日は4時間の授業でしたが、2時間が過ぎたところで頭痛がするぐらい。実感では半分ぐらいしか「満喫」できていないんじゃないかなと思いますが、それでも何となく面白いということは理解できるので、明日以降も、頭痛にめげずに全力で取り組もうと思います。
(ちなみに、「頭痛がするほどに集中して2時間聞いていても、半分くらいしかわからない」くらいなら、「もっとフランス語を勉強してから来ればよかったんじゃないか?」という考え方もあるとは思います。ただ自分としては、こういう「キツメのストレッチ」があって初めて、ビジネスである程度使えるようになると思っています。逆に言うと、こういう「やらないとヤバい」というような緊張感が無い状態でいくら勉強したとしても、ネイティブが、ノンネイティブに気兼ねせずにガンガンしゃべるレベルの外国語を理解し、さらにはそれに基づいてディスカッションする、という能力は身につかないというのが自分の経験です(語学に才能のある人は違うかもしれないけれど)。したがって、これはしょうがない&ありがたい通過儀礼だと思ってます。)