カルタゴ遺跡

チュニジアの遺跡といえばカルタゴ世界遺産登録もされています。
今日は、この遺跡を回る日にあてました。

普通はタクシーを捕まえて一日それで回るようなのですが、まあ、隅から隅まで全部見たいというわけでもないし、電車の駅(Carthage Hanibal)に比較的見所が集中しているので、電車+徒歩で行くことにしました。

まずは、ローマ人の街並み。遺跡では色が消えているケースが多いのですが、色鮮やかなモザイクが残っていて、キレイでした。

町並み

モザイク

すぐ隣にある、劇場。修復されて、現役のイベントホールとして使われているので風情は無いですが、こういう復活はそれはそれでなんだか嬉しく思う。

少し歩いて、公共浴場。ただただ、広い。当時の治世者の公共浴場への思い入れの強さを感じます。

最後に、博物館。カルタゴの高台にあります。もともとのカルタゴの年の中心地だったので、その遺跡が若干残っているのと、色々な遺跡からの出土品の展示がなされています。

大体これらを3時間半ほどかけて回りました。ムスメが泣くたびに、父おんぶ、父だっこ、母おんぶ、母だっことポジションを替えつつだったので大変ではありましたが、カルタゴの遺跡をそれなりに堪能できたのは良かったです。

午後は部屋でのんびりしたり、少しプールで遊んだり。

夕方は、ホテルからジョギングで、午前中に回れなかった円形闘技場まで足を伸ばす。人対人の闘技場なわけですが、戦う戦士の待機所もそのまま保存されています。殺すか、殺されるかの戦いに臨む戦士は、どういう気持ちで待っていたんだろう。

全景。意外と小さいです。

戦士の待機所です。当時の状況を思い起こすと、少し寒気がしました。

今日は遺跡を十分に満喫したので、明日は、ホテルでのんびりと過ごす予定。