タメルザの廃墟
日中は、明日以降のアクティビティの手配をし、基本的には部屋でのんびり。外にはほとんど出ず。
なにせ、むちゃくちゃ暑い。
日中の気温が、42度を超えるので、外を歩いていると、喉も肌もすぐに焼けてしまう。じりじりと音を立てて焼かれている感覚をリアルに感じます。昼食は、ホテルから徒歩1分のレストランで食べるのですが、この徒歩1分だけでも、全身の肌が熱くなります。
夕方は、太陽が傾いてほんの少しだけ涼しくなったので(依然として39度あります)、ジョギングをした後で少しだけ観光。今回滞在しているタメルザというところは、1969年の大洪水(3週間雨が降り続いたらしい)で昔の村が壊滅的なダメージを受けて廃墟となってしまったところです。
村人は、すこし外れたところに新たな村を作って住んでいるのですが、自分たちが泊まっているホテルから、この廃墟の様子が一望できます。
ということで夕方になってからは、この廃墟をぶらぶらと。以下、その写真です。
雨が降らないことを前提に家が作られているので、壁も屋根も柱以外はタダの砂/土。だから、雨がたくさん降るとそれらが解けて、崩れてしまう、と。
きっと大雨は初めてだっただろうから、子供たちはすごく怖かっただろうし、大人たちはなすすべも無く、唇をかんで、ただただ自分の家・生活が崩れ去っていくのを見るしかなかったのではないか。そう思うと、とても哀しくなりました。