総対話集会?

今日、学校からこんなメールが来ました。

A la suite de plusieurs reports de séminaires indépendants de notre volonté, mais certainement fort préjudiciables pour vous, un Comité Exécutif a été convoqué pour examiner la situation.
Le semestre 2 a été réamenagé.
Le Président souhaite vous rencontrer, échanger avec vous afin de valider les orientations nouvelles.
Cette séance se déroulera le mardi 27 juillet 2010 à 18h au Radison Blue Hotel.

内容は、以下の三点。
1.これまで多数の講義が延期されている。これは当校として意図したものではないが、生徒諸君にとって明らかに不利益を与えているものであり、この状況を精査するための役員会が開催され、結果2学期のスケジュールが変更となった。
2.学校長としては、新たなオリエンテーションを行うために、生徒諸君と直接会って意見交換をしたいと考えている。
3.このセッションは、2010年7月27日の18時からラディソンブルーホテルで開催される予定

これまで繰り返し本ブログでも書いてきたとおり、自分が参加しているMBAコースでは授業が何度も何度も延期になっている。通常のMBAであれば、ある教授が1週間休んだところで、ある科目が一学期で想定している10〜20数コマのうちの1コマが減るだけだけれども、今回のプログラムは、各科目を各週末でクリアしていくという形式なので、1週間休みになるとその科目は、他の週末で実施せざるを得ない。

ただ、他の週はすでに他の科目が予定されているので、科目間の調整が必要になるし、それは結局、海外からセネガルに来る教授のスケジュール調整ということになるので、一筋縄ではいかない(都内に住んでいて、埼玉に出張講義に行くというのとはわけが違う)。

ということで、本プログラムで予定されている全科目が、予定期間内(12月頭まで)に終わるかどうか、多くの生徒から懸念が出ていたのです。

中には、「生徒として団結して学校長に抗議してスケジュールをこれ以上変更させないように迫るべきだ」という威勢のいい話をしていた生徒もいて(そしてきっと彼らが何かしらの形で学校に抗議したのだと思う)、こういうことになったのではないかと推察されます。

途上国で経営人材を育てることはきわめて重要だけれども、自国内の人材が不足しているので外から教授を連れてきて、教授の身体的負担や学校としての資金負担を最小化するために週末にまとめて授業を行う、という発想はスマートだと思うのですが、直前になってのスケジュール変更というトラブルには脆弱なシステムではあります(そして、途上国だからこそ、こういうスケジュール変更のトラブルが増える)。だからこそ、スケジュール変更を最小化するためのマネジメント(教授には、Aという週が本命だけれど、BとCの週にも来れるようにして貰うとか、フライトの遅れに対応できるように、1日早くセネガル入りしてもらうとか)が必要だと思うのだけれど、それが足りなかった、ということだと思います。学校としてこれを問題と捉えて、改善しようという姿勢が見られるのは良いこと。

総対話集会には残念ながら参加できない(チュニスからセネガルに向かう飛行機の上です)ので、こういう趣旨のことをメールで送っておこうと思います。ついでに、入学プロセスも相当イマイチだったので、その点についても、この際改善点を取りまとめて送付しよう。