ビザ取得手続き − 終了

月曜日にビザ事務所に出向き、水曜日に出直して来いと言われたので改めて昨日行ってきました。
面接官のいる部屋はすぐに判明したのですが、面接官と別の係官がずーっとしゃべてる。日本だったら、外部のお客さんが来たら、内部のおしゃべりよりも優先するのが当然なのに、全くお構いなし。まあ、役所だし、セネガルだし、しょうがないですが。

30分ほど待ったところで、やっと面接。
提出した書類は面接官の手元にあるのですが、「いつから来て、いつまでいるのか」とか「何のためにいるのか」とか聞かれる。

だから、書類出してあるんだから、見てくれよ。

とは言わずに、いちいち答える。MBAのコースが2月から12月までで、それにあわせて滞在しているんです。12月までの滞在許可が欲しい、と説明したところ、

ビザの延長は、3ヶ月までしか出来ない


という返事が。

最終入国日が今年の5月5日で、手続き無しで3ヶ月滞在できて、それにさらに3ヶ月足し算をすると11月5日までなのですが、1ヶ月ほど足りない。


意味が無いじゃないですか。


と思う。
3ヶ月以上の場合は、ビザの延長ではなくて滞在許可証が必要になるという説明も同時に受けたのですが、それは以前申請したら断られたんですよ(正確には、身元保証書を作成して日本政府の名前でそれをConfirmしろと言われたけれども、そんなことはできない)、と説明したところ、面接官は、「いや、滞在許可証は出せるんじゃないかな、確認してみるよ」とのこと。

ここまででどうなったかと言うと、
1.ビザの延長は11月までしか出来ない(だからやらない)
2.12月までいられる滞在許可証が出せるか、役所の中で確認してもらう
ということになりました。

そして、役所の中での確認結果が、今回の件でお手伝いをしてくれているアマス君より電話で伝えられたのですが、先方いわく


セネガルで実際に働いている人に身元保証書を書いてもらって提出せよ、とのこと。


ほら、やっぱり身元保証書だよ。しかも、セネガルにいる人限定って、条件厳しくなってるし。


こちらでこういうことを頼めるのは、今の留学先の大学院の担当者ぐらいですが、先方いわく、身元保証書と作成し、住民票と、身元保証書作成者の労働契約書のコピーを持って警察署に行って、それを認証してもらって、その認証された書類を持って、もう一度ビザ発給事務所に行って提出しろ、と。

これまで、たくさんの手続きにもどうにか対応してきて、ビザの引換証といわれたものまで手に入れていたのに、さらにこれだけ手続きが必要になるとは、、、


もう、うんざり。

もともと、3ヶ月に1回は国外に出て旅行をするつもりで、そうすればビザの延長は必要ないし、これから上記で言われた手続きをするにあたって、また「行ってみたら警察署が違った」とか「そもそも警察署じゃ認証はしてくれなかった」とか「ビザ発給事務所に行ったら、書類の受付は週1回しかやってなかった」とか「書類の受付はビザ発給事務所じゃなくて内務省の事務所だ」とか「もう一度面接が必要になる」とか「実はさらに書類が必要で、、、」等など、間違いなく多くの不測事態(予測できるから不測じゃないけどさ)が発生するし、そのたびに、貴重な時間とお金を費やすことになる(お手伝いの謝礼としてアマス君に1回あたり2000円くらい払ってます。大したお金じゃないけれど、こっちだとそれなりにうまいワインがボトル1本と、生ハムとチーズとクラッカーが買える)。さらに、ビザの発行でさらにお金がかかる可能性も十分にある。

ということで、これまでにも結構な時間とお金を使っていますが、これ以上損失を拡大しても得られるベネフィットがそれを上回ることは無いので、



ビザの延長は、しません。


ということで、この話は終了。

ちなみに、5月5日が最終入国日なので、そろそろ一時海外出国が必要。ということで、来週、チュニジアに行ってきます。