オアダの会計とダカールの本屋

会計のケーススタディをグループで宿題として取り組むことになったのですが、ケースで出されている質問の一部が、授業でまったく触れられておらず、授業で配布されたマテリアルにも大して記載がなかったので、参考書を買うことに。
セネガルは、フランス語圏アフリカ16カ国が、法律や経済の仕組みを統一することで経済発展と地域統合を進めることを目的に設立されたl'Organisation pour l'harmonisation en Afrique du droit des affaires (OHADA、オアダと読みます。お肌ではない。)という組織に加盟している国のひとつ。これに加盟している国は、OHADAの決めた規則を採用することが義務づけられています。
会計基準もその規則のうちのひとつ。基本的にはフランスのものと同一らしいのですが、いずれにせよ日本とか英米基準とは違うので、今回はじめて学びました。でも、上述のとおり、かなりイマイチなマテリアル配布&ケース出題となったので、その参考書を買うことに。
ちなみに、ダカールには大きな本屋さんが2つほどあり、法律系、経営系、経済系、理工系の書籍がそれなりに充実しています。(今日は2件とも回り、それぞれ1時間半、1時間ほど滞在しました。本屋大好き。)
写真は、参考書を買った1件目の本屋。ガラス張りですが、すぐその中には、緑色の鉄格子。それほど治安の悪くないセネガルですが、どのお店も、大体こういう鉄格子でガードされているあたり、残念ながらそうしないと金品が取られてしまう可能性があると言うことですね。
さらに言うと、フランスの影響を受けてか、ちゃんと日本のマンガも(量は多くないですが)おいています。千と千尋の神隠しがあったので、思わず立ち読みしてしまいました。(マンガも大好き。)
最後にローカルネタですが、今後の方のために場所を詳しく書いておきます。ひとつは、CLAIRAFRIQUEという書店で、商工会議所の、独立広場から見て右側の道を入ってすぐのところにあります。もうひとつは、4Vents(「カトルバン」と読みます)という書店で、独立広場からポンピドーを通って、4つ目の交差点でRue J Gomisを左に入って、3つ目の交差点のすぐ左にあります。4Ventsのほうが大きめです。