会計 in フランス語

明日から始まる「Accounting for Decision Making」のコースマテリアル+ケーススタディについて予習。
フランス語は勉強してきたものの一般的な語彙(のさらに一部)しか知らないので、勘定科目から始まり、分析に必要な用語について、ひたすら辞書+インターネットで調べまくる。どうにかBS、PL、CFに出てくるレベルの言葉は一通り網羅できました。
今日一日の勉強での感想でしかないですが、この授業で考えている分析手法(=もしかしたらフランスでの分析手法)は、過去4年くらい自分が仕事でやってきた財務分析とかなりアプローチが異なります。一番大きな違いは、BSの分析について比率ではなくて絶対額で見る所。例えば企業の財務に関する流動性を見るためには、日本では一般的には流動「比率」を使う訳ですが、少なくとも今見ているコースマテリアルだと、流動負債と流動資産の「差」の絶対値に着目しているようです。自分の理解が間違っているんじゃないかと何度も見直したのですが、どう見ても引き算で着目する指標を算出している。これが本当だとすると、企業規模の大小によって、同じような流動性を確保していても評価が変わってしまうので、流動性の善し悪しを企業間もしくは業界内平均と比較することができなくなってしまうので、間違いだと思います。こんな感じで、いろいろと不思議な点があるので、明日からの授業で質問してみたいと思います。
ちなみに、授業科目の名前が上記に書いた通り「意思決定のための会計」だったので、管理会計フレームワークか、もしくは投資実行の際の内部収益率等の考え方を勉強するのかと思ってたら、コースマテリアルとケーススタディは、ひたすら簿記と一般的な財務分析の内容。ちょっと不思議です。