何を言ったかよりも、誰が言ったかが大事

と、よく言われます。
これは、たとえば、若造が偉そうなことを言っても、所詮若造の考えとしか受取られないけれども、それが仮にその道の権威の言ったことであれば、信頼性が増す、ということ。

確かに、それはそのとおりだと思う。

だけど、使う場面次第では、自分が考えた結果であり、自分はこう思う、といったほうがいいときもあると思う。

たとえば、
・お客さんに対して何らかのソリューションを提案するとき
 → ●●もこういってますから、と言っても、「いや、うちは違うし」といわれてしまう
・新規提案の承認を取ろうとしているとき、
 → ●●もこういってますから、というと、「いや、●●の考えでなくて、あなたの考えを聞かせてくれ」と思われる

どちらにしても、●●が言っている、ということを権威付けのようにして使いすぎると、その権威を嵩にかけて説得するように見えて、あまり感じはよくない。少なくとも、「自分は、これこれこういう理由で、こう考えました。ちなみに、●●もこういってます」と、あくまで刺身のツマ程度に使うのが良いと思う。

そんなことを思った一日でした。