まずは、調印式

ずーっと、入社以来やっていた(と言っても、半年ですが)案件がやっとクローズを迎えました。

うちの銀行の調印室っていうところで、うちの銀行と、お金を借りてくれるインドの会社と、一緒に仕事をしてくれる銀行の3者で契約書に調印。

調印式って、入社前は大したこと無いというか、普通に書類を回してサインをするものだと思ってましたが、ものすごく厳かだった。サインする人のところに契約書を持っていく「介添人」という役の人がいて、ある人にサインをもらったら、まずサインがにじまないように吸い取り紙と呼ばれるものでインクを吸い取り、その後で契約書を持って、次のサインをする人のところに持って行って、サインをするページを開いて、指でサインをしてもらう箇所を指して、サインをもらったら吸い取り紙で、、、ということをやります。

介添人は、今回は3人で、3人の動作が、全て同期するように息を合わせたりもするんです。そして、こういう下っ端的な役割には、下っ端が割り当てられるので、当然私もその一人。で、やってみたのですが、

ものすっごく緊張しました。

だって、すごく厳かな感じなので。

この厳かさには、インド人もビックリしてました。

ということで、それなりに緊張はしましたが、それでも何はともあれ無事に調印が終わってよかった。各調印者はスピーチをするのですが、インド側の調印者からは、名指しで感謝をされたのは、流石に少しうれしかった(今回の案件は、3年くらいの経緯があって、私は本当に最後だけちょこっとやっただけなのであまり達成感みたいなのは無いのですが)。