「デスクワークの削減」が営業プロセスに与える影響はデカイ

上司のお客さんからの表敬訪問の際の事前資料、上司の出張に備えての事前資料、上司がプレゼンで発表するためのプレゼン資料、上司が出張する際のロジ、上司が出席する会議での論点整理、、、

こんなことをやりながら、お客さんと融資案件を組成して、融資契約を結んで、融資業務を淡々と行うって、冷静に考えたら、ある意味すごい、ということが何となく分かってきました。

でも、世の中の営業って、こんなもんなのかなという気も少ししてきました。

昔、営業支援システムをSEとして構築していて、営業プロセスについてある程度勉強したことがあるのですが、どんな本を読んでも出てくるのは、「営業というのは、デスクワークが非常に多い。そのデスクワークの時間を削減して、その分を顧客訪問に充てれば業績は上向く」という文言。

当時営業をやったことの無かった私としては、「デスクワークったって、実際はそんなに対して時間を使うことじゃないだろうし、そんなんを削減しても追加的な業績向上って小さいんじゃない?」という印象を持っていました。

とんでもない。ということが、フロントになって分かってきました。
マジで、デスクワーク、というか案件形成や進捗に関係ない仕事を半分で良いから減らしたら、全体の仕事の効率が5割増しになる気がします。

そもそも、なぜデスクワークが減らないか?なぜ減らせないのか?なぜ誰も減らそうと言わないのか?というところをちゃんと抑えないと根本的な問題解決にはならないのですが、それでもシステムを作ろうとしていたときに、世間一般で言われていた、いわゆる「イケてない営業プロセス」を地で行ってるんだなぁと思う今日この頃。