1日は24時間ある

昨日、oazoで購入した一冊と言うのは、『「伝説の社員」になれ!―「成功する5%」になる人の秘密とセオリー』という本です。

今まで、こういう意識を持って会社にいたことは無かったです
 ・最初の会社は、プロとしての意識を持つかどうかというレベルで、出世を目指したことも無く、すごい社員になろうと思ったことも無く、言われたことをただただこなしてました
 ・2つ目のインド会社と3つ目の戦略系コンサルティングファームは、自己のキャリアパスと言うものを常に強烈に意識はしていたものの、言われることが非常にディマンディングだったし、それをこなすことで十分成長できると思ったから、それ以上のことは考えなかった。

しかし、今の政府系金融機関では、転職を決めた段階で、「伝説の社員になろう」と思っていました
 ・紛争予防というのは、世界レベルで活躍して初めて成就できるかどうかというレベルの話であり、政府系金融機関レベルで「伝説」クラスにならないと、世界レベルで通用する力は身につかない
 ・今までと比べれば、私に要求される「知的タフネス」レベルは確実に下がる
 ・したがって、要求されるものを凌駕するアウトプットを出すために自分が培ってきた知的タフネスを発揮して、伝説の社員クラスになる必要がある

そのために、以前も書いたとおり、The First 90 Daysも読んでるし、それ以外にもいかにして成果を出すかを日々考えていますが、そんな時にまさにぴったりと来る題名だったので思わず購入。

ということで、今日読みました。大体、私が今まで思っていたことと同じようなことが書いてありました。
それでも、いくつか新しく「あ、そうだね。なるほどねぇ。」と思わされた点がいくつかありました。

・「1日は24時間ある」と思うことで出来ることが一気に増える(←立ち読みでこれを見て購入を決めました)
  確かに。24時間をフルに使うことを考えたら、出来ることは増えるなぁと思いました。前職では、嫌でも24時間を使わないといけないことが多かったので別に良かったのですが、今の職場だと意識的に仕事の時間を拡大しようとしないと、自然と仕事(というか成長に対する投資)時間が減ってしまう。
  伝説の社員になるには、24時間とまでは言わないでも自分で限界と感じるくらいまで働かないと。

・入社した瞬間、自分で自分をクビにする
  本書でよく言われているのは、「失敗は成功の元」ということです。いろいろな言い方がされているのですが、要するとこういうことがいろいろと言われています。
  自分で自分をクビにすることで、以下のようなメリットがあるといわれています
   ・失敗を恐れなくなる (だって、もうクビになってますから)
   ・高い視点でモノを見れる (クビになっているから、外部の視点、会社全体の視点でモノを見れる)
   ・思い切ったことがデキる (クビになってると思えば、別に何を言われようが気にならない)

・給与が安いことを利用する
  自分が思っている以上に給与が安いと言うことは、考え方を変えると「あるべき給料を本当はもらっているのだけれど、自腹を切って『授業料』を払っている」と考えることができる。したがって、全ての仕事を授業だと思って、真剣に取り組むべきである。自腹を切って授業を受けているとなれば、普通は真剣になるでしょう?

上記3つが新たに得た視点でした。

ということで、これからは1日は24時間あるという視点で、意識的にハードに働くことにします。睡眠時間も削ります(仕事で身体を壊すことは基本的に無いですから、少なくともやりがいがあれば)。まずそうだったら変えますが。