To Me CARD:マイレージの視点

3月から導入されるPASMOICカード式のプリペイドカードで、首都圏のJR・私鉄・バスで利用できるカード(一部の加盟店では、電子マネーとしても使えます)。関西ではすでに「PiTaPa」で実現されている仕組みですが、それが関東でも実現することになります。

PASMOは、発行元の種類によって、以下の二種類に分けることが出来ます。
1.パスタウンカード:発行元がクレジット会社系
2.交通事業者系カード:バス・鉄道会社が発行元のカード

どちらも、オートリチャージという、残りの残高が少なくなったら自動的にチャージする機能を使うためには、クレジット機能をつける必要はあります。

1.と2.でマイラーから見たときの大きな違いは、「ポイント」です。

1.は通常のクレジットカード会社の、クレジット利用分のポイントのみが加算される(JCBならOkiDokiポイント)のですが、2.であれば、交通事業者のポイントとクレジット利用分のポイントが加算される(東京メトロ発行のJCB提携PASMOならメトロポイントとOki Dokiポイントがたまる)

そして、交通事業者のうち、東京メトロ発行のTo Me CARDは、ANAのマイルと交換できるようになることが決まっています。したがって、ANAマイレージを貯めたいと言うことであれば、東京メトロでTo Me CARDを作り、できるだけ東京メトロを使うことで効率的にANAのマイルを貯めることができることになります(休日などで、特に急ぎで無いとき、JRでも東京メトロでもどっちでも行ける、というケースで東京メトロを選択する、というケース)

ところで、3月18日以降、SuicaPASMOと同様の機能を持つことになりますが、現在すでに、JALカードSuicaとして連携しているので、JALユーザは、これまでどおりSuicaを使うのでしょう。