中間報告

今日は、今のプロジェクトの中間報告。
今回のプロジェクトは、とってもざっくり言うと、「今、どれだけひどいことになってるのか、調査する」というもの。
なので、アポ取りして、インタビューして、定性情報を集めて、そこからどれだけひどいことになっているのかを纏め上げてメッセージとして伝える、というのが、プロジェクトのPrimaryな目標であります。

ただ、これだけだと、「うん。そんだけ悪いのは分かった。で、どうすればいいんだろう」となるのは明らかなので、実際には、「これだけひどいことになってるから、とりあえずこれをすれば、これだけ良くなりますよ」というのを言うのが、Secondaryな目標でありかつ、コンサルタントとしての付加価値。

今日は、中間報告だったので、Primaryの「今、これだけひどいです。」というのを、インタビューの結果をまとめてとりあえずクライアントに伝える。クライアントは、断片的には状況を把握していたようですが、その悪い断片を構造化して、断片の間の相関関係、因果関係、分類、を行って、全体として何となく一本のストーリーとしてすっきりさせると、問題が明確になる。ということで、今回の中間までの仕事はそこまで。

とりあえず、しっかりとクライアントに伝えたいことは伝えられたはず。結果、クライアントは、相当凹んでましたが。(こちらの説明が終わった段階で、相当沈痛な面持ちでした。。。)まあ、ここで凹ませる事で事態の深刻さを再認識してもらうのはいいことだし(やばいということを認識しないと、何を言っても変わらないからね)、これだけ凹めば、少しでも良くなりそうなことがきちっとだせれば、満足度は高くなるので、良かったとおもいます。

明日から、その「じゃあ、どうすればいいのか」というところを考え始めます。コンサルタントとして、本当の勝負どころ。がんばるぞー。