社内トレーニング

今日は、19時から2時間、社内でトレーニングがありました。
今日のテーマは、コンサルティングの進化と、それに対応するための戦略的思考、的な感じ。
以下、今日やったことの、なんとなくのまとめ。

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コンサルティングの進化:戦略コンサルティングに求められる機能が多様化している
 - 80年代は、いわゆる戦略立案や、組織関連をやっていれば良かった
 - 90年代から、実行支援やBPR、M&A、ITなど、多くのテーマを取り扱うようになってきている
 - 現在では、ピュアな戦略立案は、依然重要なテーマではあるものの、戦略コンサルティングに求められるものの、ごく一部となっている

・戦略的思考1−戦略とは、競争優位性を構造的に築くものである
 − 一過性ではなく、ある方策を採ることによって、恒常的な競争優位を狙う
  − 例:規模の経済が働く業界における、戦略的価格低減による市場浸透戦略が、その後のコスト削減を可能とし、競合に対して優位に働き続ける
 − 捨てるものと救うものを明確に分ける。肉を切らせて、骨を断つ。資源の集中
 − トレードオフがある中での、最適化

・戦略的思考2−戦略的思考とは、Insight + Logic で自分なりにこだわって考えることで、本質を捉えようとする思考のことである
 − Insight:面白さ
  − マネジメントの立場での、面白さ(独りよがりになってはいけない)
  − 世の中の常識論や従来とは違う考え方。俗論に負けてはいけない。
  − 耳障りがいい言葉や、いわゆる既存のフレームワークPPM、PLC、Five Force…)に対して、「それって本当?」という観点
 − Logic:網羅的&説得的
  − Logicは、あくまで、得たInsightを説明するもの
  − 始めにLogicありき、ではない
  − 網羅性を確保しつつ、重要な点は深堀

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事例なども交えたトレーニングで、なかなか面白かったです。
で、これを仕事に活かさねば、と。