Scope外のことが、結構おもしろい

今日、マネージャと叩かれながら、軽くスタンディングブレスト(別に、こういう名前のブレストの手法があるわけじゃなくて、タダ単に立ってただけですが。。。1時間半以上立ちっぱ。)
今回のプロジェクトのスコープ内のことを話していたのですが、時々、というか最終的には完全にスコープ外のことでブレスト。今のクライアントに頼まれているのは、チャネル戦略のうちのごく一部なのですが、チャネル全体の設計の話や、クライアントの業界の将来像(10年後くらい)を念頭に置いた場合に、今何をするべきかとか、他の企業、業界、国で、この10年後の将来像を体現しているところは無いかとか、そういうことを話してました。

話しながら、自分でも感じてたことですが、プロジェクトのスコープ内の話よりも、こっちのほうが深遠で興味深いし、やっててエキサイティングなんですわ。これは、ある意味当然で、スコープというのは、クライアントが問題意識を持っている内容で、スコープ外というのは、クライアントが問題意識を持っていない内容。そして、クライアントの真の問題というのは、往々にしてクライアントの想定外なところにある(そして、それが我々のようなコンサルの存在事由の一つでもある)。

なので、変な言い方ですが、「とっとと」クライアントに要求されたスコープの仕事はきっちりとこなして、如何にしてそれ以外のところで、外から見た内容を出すかが大事。また、それがしっかりすればするほど、スコープ内のメッセージ性もクリアになる、ということを今日感じました。

ま、仕事量がその分増えるわけですが、、、楽しいから、アリです。