テレアポ&コールドコール

テレアポ、という言葉、ご存知でしょうか。
テレフォンアポイントメント、電話でのアポイントメントのことですが、これを取るのも、コンサルタントの仕事の一つだったりします。
クライアント企業に対してコンサルティングを行う際に、ベンチマーキングのために行う競合インタビューや、利害関係者インタビューなどの際に、アポ取りをしないといけません。

このアポ取りが、結構大変。

インタビュー先に知り合いがいる人間が社内にいれば比較的簡単ですが、そうでない場合には、コールドコール、要するに、見知らぬ相手に電話をかけるわけです。そう、それは、まるで、

「こんにちはー。マンション買いませんか。今がお買い得ですよー」

的な営業マンと同じわけです。少なくとも受け取るほうからすれば。

なので、
・正しい相手にアプローチをして
・相手の問題意識を把握して
・こちらとしての仮説をぶつけてみて
・こいつ、あったまいいなー。会うと、いいことあるかも!と思わせる
ことができればいい。


これが、むずい。。。大学時代に、テレアポのバイトしておけばよかった。むしろ、今から土日だけでもやってみるか、と思ってしまうくらい。


と言ってもしょうがないので、今は地道に準備中。会社をリストアップして、その中でさらに人を探し出して、その企業が抱えている問題点を、有報(有価証券報告書のこと。「ゆーほー」って読みます)とか記事から抽出して、プロジェクトの問題に関連する仮説とともに、プロジェクトから少し外れてもその企業の問題点に関連する仮説を立てて、自分と会うことでどれだけメリットをアピールできるかを、組み上げている最中。インタビュー相手が大きければ、有報があるからいいけど、小さい企業だと、有報はもちろん、事業内容すらイマイチよくわからない企業もあったり、過去3年分の記事を引っ張っても出てくるのは株価情報だけとか、そういうこともあったりして、一筋縄ではいかない。

でも、これができるようになると、きっとどんな業界でも通用する、ある程度の営業能力が身につくと思うし、今までやったことの無いことだから、大変だけど、楽しんでやろうと思ってます。