SEと戦略コンサルの違い

SEであれば、あるべき姿を提示して、議論をリードして、あるべきシステムを作る、という形になるので、かなりの程度、クライアントの代わりに考えることが許されるし、それだからこそ、短いスケジュールで使用に耐えうるものが出来るのだと思います。
ただし、戦略コンサルが、同じようにやってしまう、つまり、クライアントの代わりに考えて議論をリードする、ということをやりすぎると、クライアントが考える能力というのが身につかなかったり、新たな戦略、プロセスを導入しても、使いこなせなくなってしまう。なので、かなりの部分、クライアントに考えさせて、かつ方向性をそれとなく指し示すことが大事なのだと思う。
ティーチングと、コーチングの違い、ということになるのかな。