Siem Reapに向かう。

時差ボケのせいで、一睡もできず、朝6時45分発のバスに乗り、Siem Reapに向かう。
バスの中では、当然爆睡。到着後、家族と合流する予定のホテルに向かって、荷物だけ預かってもらい、街にでる。
昼食を、ドイツ料理屋で食べる。カンボジアまで来てドイツ料理かよ、という声が聞こえてきそうですが、今回の旅行以来、だいぶドイツ料理好きになってしまい、あのソーセージとオニオンの組み合わせが常に食べたくてしょうがない、という状態になっており、敢えてドイツ料理なのです。
行ってみると、イタリア料理もやっているようだったけど、ドイツ料理もしっかりとした味で、満足。

夕方、家族が参加しているツアーに合流。そのまま、ツアー客の一人となり、大型観光バスで夕食のレストランに向かう。

ガイドさん「この街には、信号が全然ないんですよー」
ツアー客のみなさ「へー、すごーい!かんがえられないねー」
ガイドさん「ほらほら。一台のバイクに3人も人が乗ってるでしょ。こっちだと普通なんですよ。」
ツアー客のみなさま「おー。すごい!あんなの危ないじゃない。」
ガイドさん「私たちの前に走ってるトゥクトゥク、後ろからバス来てても、全然どかないからねー。サイドミラーもないから、後ろからクラクションを鳴らさないとどかないんですよ。」
ツアー客のみなさま「へー。すごい。面白いですねー。」
・・・

と、Siem Reapの街中を走りながら、面白ポイントを解説してくれるのだが、










すいません。自分にとっては、全て普通なのですが。。。





インドにいたせいで、こういうのが普通になってしまっている自分が、ヤバイ。普通の日本の人の感覚が分からなくなってる。。。

むしろ、インド人に対して、日本のすごさを教えられる自信ありますけど。
「道路に穴が開いていない。」「電車静か」「ちゃんと列にならぶ」「ビルが、高い。」「ちゃんと、信号待ちをする」などなど。
日本人にとっての当たり前ポイントだけど、インド人もびっくりなポイントを抑えられる自信、あります。需要がどれだけあるかは別として。

そんなことを思いながら、レストランに到着。今日の夕食は、カンボジア風中華。








中華かよ。





と思いながらも、ま、日本からいらした方が、いきなりカンボジア料理というのは、ハードルが高い、ということなんだろう、と解釈。

大きなテーブルで、みんな相席で座って、しばし談笑。当然、自分の今の旅行&インドの話にそれなりに注目が集まる。
すると、じょじょに展開がおかしくなり、

ツアー客の一人の方「この辺の治安は危ないんですか?」
自分「(自分も、今日ついたばかりなのですが。。。)それほど危なくはないと思いますよ。ただ、スリとか、バイタクのぼったくり程度はあると思いますけど。」
ツアー客の一人の方「ホテルから、このあたりまで、どれくらいの距離なんですか?」
自分「(いや、自分もいまあなたと一緒にバスに乗ってはじめてきたのですが、、、)よく分からないんですけど、バイタクで1USDくらいの距離らしいですよ、ホテルの人に聞くと。」
ツアー客の一人の方「ホテルの近くに、スーパーってあります?」
自分「(いや、確かなかったような気がするけど、よくわからん。。。)たぶん、ないんじゃないんですかねぇ。。。あと、この時間だから、あったとしても今日は閉まっちゃってると思いますが。」





自分は、いつからガイドさんになったんでしょうか。。。



という談笑を楽しみながら、中華料理を頂く。セネガルから来た自分からすると、日本人観光客向けに味付けされたカンボジア風中華料理は、完全に日本料理の味であるという認識になってしまい、どこがどうカンボジア風なのか、さっぱり分かりませんでしたが、思う存分頂きました。

その後、ホテルに帰り、30分ほど、プールで泳いだ後で、部屋に戻る。

明日は、アンコールワットに行きます。間違いなく、ハードな一日になると思います。あ、でも、寝る前に洗濯しなきゃ。。。