Koeln落穂拾い

Koelnの実質最終日となった今日は、Koelnの中で見ておきたいものを拾う。
まずはじめに、大聖堂。
大聖堂は、初日に行ったのですが、実はこの大聖堂、109メートルの高さの塔まで階段で上ることができるのに、荷物と人が多かったため、初日は断念。本日、再トライ。
509段の階段、思った以上にしんどかったです。途中、悔しいことに2度3度とまってしまいました。でも、どうにか頂上に到着して、町を見下ろしたときは気持ちよかった。特に、ライン川と架かる橋の組み合わせがよかったなー。
大聖堂の次は、ソーセージ。
地球の歩き方にのっていたお店、Bauhaus Sionで14時ころに遅い昼食。ポテトのスープと、ソーセージとポテトサラダと、もちろん忘れてはいけないKoelshビールをいただく。どれもボリュームたっぷりで、ソーセージは、外がパリッと、中がジューシーで、とてもよい感じ。でも、一番よかったのは、ポテトのスープについていたパン。固めの外側と、ふんわりとした内側で、外側も小麦のいい香りがして、ポテトのスープとよく合い、最高でした。
この食事を食べながら、こういうストレスレスな食事もあと2日間か、としんみり。
昼食後は、Wallraf-Richartz Museum。14世紀から16世紀のケルンの画家を中心に集めている美術館。ここは、とてもよかった。14世紀からどのように画風が変化していったかが、音声ガイド付きでよくわかるし、展示されている各々の作品も、印象深いものでした。自分の中では、もう現代だけどLovis Corinth(1858-1925)という人が描いたキリストが十字架からおろされる絵が一番印象深かったです。なぜかというと、この作品を描くどのほかの作品も、十字架からおろされるキリストは、目を閉じているか、目は開いていても、完全に弱りきっちゃってる表情をしているのですが、この絵画のキリストは、目をガッっと見開いていて、とても力強く描かれています。そのせいか、周りに寄り添う人の悲しげな表情が余計浮き出ているような感じがして、とても印象的でした。
これで、見たかったところは終了。街をぶらぶらしながら、友達宅に帰る。