サウナ

最後の夜は、友達とサウナに繰り出す。
ドイツで言うサウナは、日本で言うところの「健康ランド」のようなもの。
屋内プールが何面かあって、それに加えて、外にサウナがある。
サウナは、木のロッジの部屋みたいな感じになっていて、このロッジが外に点在しています。なので、プールからサウナに行くとき、サウナ間を移動するときには、気温3度くらいの中を、歩かないといけない。足の裏が、しもやけます。。。
そして、ドイツの、というかヨーロッパのサウナの一番の特徴といえば、ご存知の方も多いと思いますが、男女混合で、水着着用無し、という点であります。
そんなんだから、どうせサウナにいる女の人は、おばちゃんばっかりかなと思っていたけど、意外や意外、若い人が多い。(カップルとか、友達同士、家族でも普通に来るのです。)
ま、最初からこういう文化の中で育てば、それが普通になるみたいですね。自分も、正直最初は少し戸惑ったけど、すぐに慣れてくるし、こっちのほうが何となく開放感があっていいような気がする。変に隠したりするからいやらしく思えてしまう気がしてならない。こういうちょっとしたことが、性に対するオープンな文化を生み出していると思う。その結果、性に対する意識が変に抑圧されない分、猟奇的な変態な人とかが、ドイツでは少ないんじゃないかなぁ、と思ってしまいます。(未確認ですけど。)
少し話がずれたので、サウナ自体の話に戻ると、ドイツのサウナには、エアロビのコースみたいのがあって、「19時〜 紅茶のコース 20時〜蜂蜜のコース」のような感じ。具体的には、各コースの時間になると、インストラクターのお姉さんがやってきて、水を熱い石の上にかける。大量に蒸気が発生するので、それをでかいタオルを使って、部屋の中を循環させる、ということをやってくれます。そして、途中には、発汗作用を上げたり、肌をすべすべにするために、紅茶とか蜂蜜が配られて、紅茶の場合は、普通に飲んで、蜂蜜の場合は、それを体に塗りたくって、また、水を熱い石の上にかける、、、の繰り返し。なかなか、面白いシステムです。(もちろん、こういうコースがない普通のサウナの部屋もあります。)
あとは、サウナに行く格好のままで、横になって休める部屋があったり、ご飯が食べられるレストランがあったりと、サウナを中心とした一大リラクゼーション施設となっていました。
結局、この日は、サウナ+水風呂のサイクルを7回ほど繰り返す。過去最高。
3時間ほどで、16€(2000円くらい)でしたが、大満足な内容でした。
その後、家に帰って、ビールをあおる。サウナ明けのビールがまたたまらん!ということで、すきっぱらに関わらず友達とともにぐいぐいと飲んで、気がついたら2時。明日の準備もあるので、この辺で寝ることに。すばらしい最終夜でした。