月並みですが、重要なこと。
洗濯機がないので、道路で石鹸を使って洗濯をしているお母さん。
急成長しているとはいえ、貧富の差が激しいインドでは、洗濯機はかなりの高級品です。
自分が住んでいる都市部ではあまり見られませんが、バスで15分も走れば、家がなく、テントで集団で生活している人々の姿をあちこちで見かけます。
しかし、だからと言って不幸か、というと決してそんなことはないと思います。
同じ写真に載っている子供の笑顔、すごい無邪気なんですね。
この子供だけではなくて、この周りにいた子供たち、みんな笑顔で、楽しそうにしてる。
すでに手垢がついているような話の流れですが、やはりこういうときに、幸せとは何か、ということを考えずにはいられなくなります。
「自分って幸せだなー」と思えれば、その人は幸せだと思います。
幸せって、そんなものかなと、個人的には思っています。
別に、人間は幸せでなければならない、とか、日本人は恵まれてるんだから、幸せと思うべきだ、
と思っているわけではないです。
幸せっていうのは、決して客観的なものではなくて、自分で自分を幸せと思えるか、それだけじゃないかなと思うわけです。
ちなみに、自分は、「ものすごく幸せだなー」と自分で思っているので、きっと、ものすごく幸せです(笑)
ただ、世の中には、そういうことを考える余裕すらない、笑う余裕すらない人々がいることも、事実です。
今の自分の生活が、そういう人たちのおかげで成り立っている、ということも忘れてはいけない事実だと思っています。
そういった事実を、自分に関係ないこととして切り離してしまうのではなく、自分の人生にリンクしているということを受け入れたうえで、自分の人生を大事にする、ということは先進国の一員としての最低限のマナーだと思います。
それでは、今日はこの辺で。