北海道に行ってきました

生活の区切りの意味を込めて北海道に行ってきました。セネガル滞在中から決めていたものです。セネガルの生活が終わって日本に帰ってきて、引越関係の作業でバタバタしているものの、来年から新たに自身で事業を始めるということで、気分を一新することが目的。

本当は、マッカリーナというニセコにあるオーベルジュに行く予定でした。ここは小さい子供は入れないので、娘は妻の両親に1泊だけ預けて、夫婦水入らずでこれまでのこととか今後のことを、美味しい料理を食べながらゆっくり話をしようかと思っていました。遠く離れたセネガルから、少し電話代を気にしながら11月に予約を取って楽しみにしていました。

ところが、日本に帰ってきて気が変わりました。日本では、現在空き家になっている妻の故祖父母の家に住む予定なのですが、これまで今に至るまで妻の実家に居候しています。そんな中、娘があまりにも母親になつくと同時に、妻の両親になつかないことや、妻の両親もやることが多くて手が回らないということで、このまま娘を置いていくと娘は当然のこと、妻の両親にも想像以上にストレスがかかってしまうのではと懸念し始めました。

そこで、マッカリーナは泣く泣くあきらめ、家族3人で行ける札幌近くの定山渓温泉に行くことにしました。料理はマッカリーナに及ばないものの、和室でゆっくりできる、貸切風呂で温泉を満喫できる、空港から比較的近いということで決めました。

雪の中の温泉はとても満足できるものでした。関東でも十分寒いと感じていますが、やはり北海道だと寒さが一段と厳しくなります。空港近くの温度計は-1.1度でした。耳がしびれるような感覚を久しぶりに覚えました。雪も降る中で、さらりとした感触のある温泉でゆっくりと、手足を伸ばして時間を忘れてボーっとできたのは、本当に良かったです。

ホテルの客室からの風景。真っ白です。

娘もいたし結局1泊2日だと本当にゆっくりという訳にはいかないですが、家族3人で時間を過ごすことが出来たのは、バタバタとしていて生活が不安定な今、貴重な時間だったと思います。来週にはどうにか拠点を新居に移して、本腰を入れて仕事に取り組みたいと思っています。