アフリカ@上海万博
雑誌(Afrique Magazine,5月号)を読んでいたら、上海万博のことが載っていた。
上海万博のパビリオンの設置には、お金がかかるということで、アフリカ諸国で万博にお金を使う余裕があまり無い国は、複数の国で一つのパビリオンをシェア。なんと43カ国で一つの館を共有するらしい。
本当か?とおもって上海万博のページを見てみたら、、、
http://jp.expo2010.cn/pavilions/index.htm
本当だった。
正確には41カ国+アフリカ連盟で42団体でアフリカ連合館となっている。
他にも連合館というのはある(カリブ諸国とか)。だけど、42団体を上回るのは無い。まあ、当然ですね。
ちなみに、アフリカの国で共同館でないのは、南ア、ナイジェリア、モロッコ、アルジェリア、チュニジア、エジプト、アンゴラ、リビアの8カ国。南ア+マグレブ+その他石油で潤ってる国、ってことですね。(わがセネガルは、おとなしく共同館に収容されております。)
ところで、雑誌によれば、マリというセネガルの隣国の場合、出展費用64万5千ドルのうち、40万6500ドルが中国から援助されたらしい。中国のアフリカ援助は、こういうところにも及んでるのかと、さらにビックリしました。42団体共同だったら、出展したって誰の印象にも残らないんだから止めればいいのに、と思うのだけれど、意外に、中国側が出展圧力をかけたのかもしれない。