セネガルのミネラルウォーター

Shigeomi_SATO2010-02-20

途上国に行くと大体、その地場企業のミネラルウォーターというのがありますが、セネガルにもあります。
セネガルでは、KIRÈNE(キレン)というブランドが存在しています。ボルビックやエビアンもスーパーに行けば並んでいますが、KIRÈNEはスーパーでもボルビックやエビアンの3倍以上の場所を占めていますし、中小の商店にも必ず入っていて、圧倒的なシェアをKIRÈNEが取っているように見えます。
手元にあるボトルに書いている成分量(カルシウム44.80mg/l、マグネシウム6.10mg/l)から、wikiの記事を元に硬度(アメリカ硬度)に換算してみると、137.01で硬水になるらしい。ただ、エビアンの硬度は300を超えるので、それと比べると日本人の口には合うのではないかと思います。個人的には、来た日から飲んでいますが特に違和感は無いです。
驚くのはその価格で、5リットルボトルで500CFA(約100円)。卸値がもっと低いであろうことを考えれば、日本への輸送費を加えても十分、価格訴求力のある商品に仕上がるのではないか、と思います。(きっと人件費がもっとかかっているけれど輸送費ではおそらくそれほど変わらないフランスのエビアンヴィッテルがビジネスになってるんだし。)自分は、モノの単純な輸出入ビジネスにはあまり興味は無いのでやる気は無いですが、アフリカのミネラルウォーターと言うのをうまく前面に出せば、いいビジネスになるんじゃないかなと思っています。
(KIRÈNEのホームページ。http://www.kirene.sn