アフリカ、一度は見に来てくれ

今日は、とあるアフリカビジネスのセミナーに参加。
そこでは、アフリカのこれまでの発展の阻害要因(インフラ不足、ガバナンス不足、汚職、など)と今後の成長要因(天然資源、たくさんの人口、ガバナンスの向上、など)が整理されて、どのようなビジネスが今起こっているのか、いろいろと説明が有りました。

最後に、在京のどこかの国の大使が行っていた言葉が、印象的でした。

多くの日本企業が関心を示すのは喜ばしいが、所詮はアフリカは日本からは遠い国。アジアに比べて、昔の固定観念からなかなか抜け出せない。実際には、本当にダイナミックに変わっていて、ポテンシャルも大きい。だから、ぜひ、一度見に来てくれ。情報も、いくらでも提供する。

なんだか、精一杯な感じがして、なんだか偉そうですが、どうにかしてあげたい、と思ってしまった。

しかし、今の世界は、まだアフリカっていうと人くくりにしてしまっているような気がする。アフリカ支援とはいうけど、「マラウィ支援」とか「モーリタニア支援」って余り聞かない。インフラ開発を支援するとはよく言うけど、どの国のどのインフラなのか、踏み込んだ議論をしないと、結局中途半端になっちゃうんじゃないのかな。
まあ、アフリカに目が向いただけ、以前に比べればマシなのかもしれないですけど。