Fancy Chart

コンサルティングファーム時代もそうですけど、絶対にやりたくないのが、プレゼン資料でやたらと意味無く絵とか色とかを入れて派手にする行為。そういうのをFancy Chartっていいます。なぜダメかといえば、メッセージを効果的に伝えたいのであれば、できる限りシンプルに、分かりやすくするのがいいから。絵とか色とかはあくまで意味を持たせて使うべきで、とりあえず見た目を「楽しそうに」するために使うのは、ぱっと見のウケはいいかもしれないけど、結局何も残らないので、苦労が水泡に帰する。
なんですが、今、上司が発表するプレゼンでチャートのFancy化にいそしんでいます。もともと中身が無いプレゼンで苦労していたのですが、さらにそれをFancyにするべく指令が下ってしまったため。メインのメッセージ1行+ブレットポイント3つの箇条書きで充分伝わる内容なのに、それを無理やり「楽しげ」な雰囲気にする作業。空しいけど、それがいいものだと思っている上司に対してそれを訴えてもしょうがないので、あきらめてむっちゃFancyにすることに注力してます。