弛緩、とは行かない

案件の役員会承諾、調印式と続いて、一気に案件がクローズしたことをうけて、今日一日は完全にのんびりムード、といいたいところですが、今日は、私が担当しているインドについて、業務戦略に関する会議を部門間で議論するという、これまたそれなりに大きな行事がありました。

うちの会社は、機能別組織と、地域別組織があるのですが、それが必ずしもキレイにマトリックス組織として機能していなかった。理由は簡単で、国に対する戦略というのが各機能別で考えられていて、それをシンクロさせるということをしてこなかったから。

ということで、このたび、地域別組織が中心となって、担当国に関わる組織を集めて、議論をしようという取り組みがこの秋くらいから始まりました。
コンサルタントとしては、この取り組みは極めて重要かつ意義があるのは分かるのですが、その重要性や意義などがイマイチ参加者には共有されていないし、最も中心となるべく地域別組織も、通常業務が忙しすぎて中々対応できない。ということで、隔靴掻痒の感がありました。

結局、議論は、なんとなく各機能別組織の担当者が情報をシェアして終わり。なんだか、微妙な感じになってしまいました。。。戦略の実践というのは難しいなぁと、違う観点で痛感した次第です。