ANAムンバイ・成田線 ビジネスジェットの感想

ANAビジネスジェットで帰ってきました。
感想は、総じて「ソフトサービスは良いけど、ハードはイマイチ」という感じでしょうか。

■空港入口〜チェックインまで
・便数が少ないためにチェックインカウンターも遠い&小さいことから、空港の入口ではANAの看板を持ったインド人がチェックインカウンターの番号を教えてくれる
・チェックインカウンターの近くには、デカデカとANAの看板が立っているため、比較的分かり安い
・サービスだと思うのですが、全てのチェックイン荷物をラッピング(サランラップみたいなヤツでぐるぐる巻きにする)される。これは、インドの空港では良く有料で提供されるサービス。インドの空港に来る荷物だと、いろいろな理由でなぜか荷物にチョークでじかにサインが書き込まれるので、ラッピングすることで荷物にはチョークがつかないよ、ということ。でも、インド以外の空港ではやられたこと無いからなぁ。。。

■チェックイン〜搭乗
・チェックイン後に、現地の地上スタッフが出国カウンターまでご案内。案内自体は別にいらないのですが、ビジネスジェットの搭乗者は出国審査に関して優先通路があって、そこに案内してくれる。これは成田でもない試みで、うれしい。
・ラウンジは、他の航空会社と教養なのですが、かなり微妙。ソファーはシャビーだし、証明もどことなくくらい。席数も少ないので、結構相席になることが多い。このあたりは、現在ムンバイ空港が改装中なのでそれが終わればきっと改善されると期待。
・手荷物検査では、途中まではビジネスジェット優先の行列があるのですが、荷物をスキャンするラインがなんと1つしかないので、結局あまり意味なし。

■機内
・他のビジネスクラスって余り乗ったことが無いので、公平な比較は出来ないですが、、、
 シート → フルフラットにならないし、フットレスト、レッグレストはほぼ手動。シート自体がかなり古い装備。
 機内エンターテイメント → 映画ラインナップがイマイチ。今日は、パイレーツオブカリビアン3、オーシャンズ13、ファンタスティック・フォースパイダーマン3、バッテリー、南極物語、ムトゥ踊るマハラジャ、というラインナップ。ほぼすべてみたことあるうえに、どれもイマイチだった気が。まあ、これは個人的な趣味が相当入るのでなんともいえませんが、MHの777のように、たとえばオーシャンズシリーズだったら、11から13まで見られるとか、パイレーツオブカリビアンも1から3まで観られるとか、あとは本当に最新の映画(Taxi4とかシッコとか、他にもいろいろあるでしょ)を入れて欲しい。てか、今日が9月末なので、もしかしたら10月になればラインナップが変わるかもしれないけど、それにしても7作品しかないって、ちょっとひどい。各座席についている映画を観るためのディスプレーも、ポータブルメディアプレーヤーと呼ばれるもので、かなり小さめ。
早く、インターネットが使えるようにならないかなぁ。
 料理 → 好みがあるものですが、個人的には満足。ただ、夕食の提供時間が少し遅め。20時に出発をして、夕食の最後のデザートが供されるのが24時過ぎ。この時点で、日本時間の朝3時半を回っていて、朝ごはんが出てくるのが日本時間の朝6時45分くらいで到着が8時45分なので、あまり寝れないんです。
 サービス → 流石に座席数が少ないだけあって、サービスはそれなりに行き届いているような気がしました。

ということで、微妙ではあるのですが、それでも使わせてもらえるならまた使おうかなという感じですね。理由は以下の通り。
・日中に仕事をする環境としては悪くない(仕事するなら、機内エンターテイメントは要らないですから、基本的に)
・夜行便にしてはフルフラットでないのが痛いが、直行便なので、疲労は経由鬢に比べたら小さいし、翌日の朝にはつける(経由便だと、大体夕方)