配属は、、、

ということで、睡眠時間3時間で新しい会社の初日を迎えました。

今まで会社まで徒歩で行っていたので、その感覚で準備をしていたらまんまと遅れてしまい、初日からタクシー出社。。。(時間的には、地下鉄(30分)>自転車(15分)>タクシー(10分)で、自転車でも十分間に合う時間だったのですが、流石にそれもどうかと思い。)

会社に到着後人事部で必要な書類を受取った後に、配属を言い渡されました。
なお、組織形態として、スタッフ部門と各地域別組織、そのた業務別組織という形で組まれており、私の配属先は、「アジア」でした。

希望としては、アフリカ地域担当 or プロジェクトファイナンス を出してはいたのですが、まあしょうがない。アジアは盛り上がっているしね、でもマイルたまりずらいなぁ、なんてこと思いながら辞令を受取りました。

その後、担当部署に案内されて、「アジア」の中でどの国を担当するかを言い渡されました。

さあ、どこだったでしょう?

正解は、































インド
















おい!!インドかよ!?







と心の中で叫びました、本当に。きっと呼吸が乱れてたと思います。

採用側からすれば、唯一の海外経験がインドなんだから、とりあえずインドをやってもらうのが入りやすいだろう、ということだろうし、リーズナブルなのですが、何となくもうインドとは関わらないのかなと思っていたので、かなりビックリ。そして、正直言うと、相当がっくりでした。どーせだったら、全然知らない国とか地域やりたかったなぁと思ったわけです。

あ、ちなみに今はもう全然凹んではないですよ。この際、インド専門家として、インドを極めようとかなりウキウキであります。あと、業務としての融資業務というのをそもそもやったことが無いから、これを勉強してマスターするのも必要かつ興味深いし。

今日の夕方の部内でのちょっとした歓迎会のときに「インドにいたから、インドが好きだと思ってさ。まさか嫌いじゃないよね?」と言われ「そういうことは配属決定前に一応聞きましょうよ。。。」と思わず言っちゃいました(笑)

ということで、インド専門家兼国際金融マンとしてがんばります。

ちなみに、今日のFindings...
・会社全体、もしくは部署として、既存の業務以外に新しい業務を提案しビジネスを作ることが推奨されている

中途採用者(とくに4月以外の少数派)は、自分で必要な研修メニューを先輩、4月入社組に聞き込みをすることで研修をくみ上げなければいけない
 - 4月入社組は、研修スケジュールが用意されていて、弊社で必要な基礎知識がそのスケジュールに乗っかっていれば身につくようになっているようである
 - 6月入社組は、6月時点での研修開始というスケジュールが無いので、どのようなことを学ぶ必要があるかを先輩等から聞き出すことでSkill Requirementを把握し...
 - ...その上で、Skill Requirementを満たす研修を4月入社組、先輩などからテキストをもらったり実際に教わるという段取りを自分でProactiveに動いて行う必要がある(とくに情報がPushされることはなさそう。インド入社時みたいだ)
※ちなみに、6月入社「組」とは先方の人事部が言ったので使っているが、結局本日入社組は、他社からの出向者1人を入れても、全部で3名。よって、純粋な意味での中途採用6月入社組は、2人。。。

・総務的な情報の共有がなされていない
 - 福利厚生、経費ルール、業務上必要なツールのありか、などを入社時にまとめて説明するというセッションが無い
 - したがって、経験したことのある人だけが知っている。「知ってる人は知っている」という状態のようだ

・仕事の物理環境はそれほど悪くないが、改善の余地はある
 - 机は、広い
 - 紙コップの冷水、お湯、お茶はタダ
 - 一方で、パーティションは目の前に低いのがあるだけであったり、自販機は有料(しかも微妙に高い)、電話はプロパーも採らないといけない、など改善余地もある

・人脈勝負の仕事らしいが...
 - 他部署の人を「知っているかどうか」、顧客のキーマンを「がっちりつかんでいるかどうか」でビジネスのスピードが大きく変わるとのこと

・その割には、コミュニケーションの促進は仕組み化されておらず各人の能力への依存度が高く...
 - 部内での定期的な情報共有の場というのは基本的には存在しないらしいが、これはあくまで個人努力で行われるらしい
 - 社内のサークル活動などがまとまった情報もあまり整備はされていない
 - 社内SNSなどもなさそう

・結果として、アウトプットに大きなばらつきがそれによって表出している(要検証)
 - 本来であれば、大きな会社なのだから、何も無ければ他部署の人を「知っているかどうか」のバラつきは必ず表れる
 - それがアウトプットにとって重要であるならば、当然それはアウトプットのバラつきにもつながる
※ちなみに、これは以前の会社で行ったプロジェクトのクライアント企業そっくりで、この企業の現状は、「全体最適の発想ゼロ」「必要な情報が必要なところで共有化されていない。もしくはアクセスに異常に時間がかかる」「そのため、アウトプットの質は中々平均して高くはならない」

・福利厚生は恵まれており...
 - すごい。いろいろありました。保養所とかいい感じ

・そのことを「ありがたい」とは感じているようだが、「これだけ手厚い福利厚生を受けているのだから、その分アウトプットを出さねばならない」という意識にはなっていないようだ

・どうやら自分は、業務の最前線と同じかそれ以上にマネジメントに興味関心があるようだ
 - スタッフ部門の業務内容を聞いていたときのほうが、面白かったというのが事実
 - コンサルタント明けだからかも知れないが、同じような傾向は、今までの全ての会社であった気がする(常に、ビジネスそれ自体よりも、それをまわすための人材戦略、営業戦略、IT戦略に強い関心を覚えた気がする。理由は、不明。。。)

・もちろん、最前線の戦力として戦うのも面白いと思ってこの会社に入っているので問題にはならず、むしろ複眼的に会社を捕らえられるのはよいと思うので、この傾向は維持したい