洗濯とノートルダム寺院とポンピドー

昨日はあまり意味も無く5時過ぎまで夜更かしをしてしまい、起きたのは11時。急いでチェックアウトの準備をして、12時にホテルを移動して、その後近くのクリーニング屋さんで教えてもらったコインランドリーで洗濯。このコインランドリーでインド人っぽいなーという人にコインランドリーの使い方を教えてもらったら、予想通りインド人でした(笑)日本人と話をするのと同じかそれ以下の抵抗しか感じないので、ここでなぜかインド人と盛り上がりました。

その後、ノートルダム寺院。中から上を見上げるとあまり感じないのですが、外から、特に遠くから寺院を見ると明らかにデカイ。他の建物との遠近感が明らかにおかしいと感じるくらい、デカイ。これほどでかいものを手作業で作ってしまうとは、宗教の力は本当にすごいと思いました。(ま、そのころ日本でも本格的な築城が始まるくらいの時代だと思うので、そういう意味だと日本もすごいなとこのとき思いました)。

その後は、ポンピドーで現代芸術を堪能。17時前に入ったので、18時半には出てソルボンヌに行こうと思っていたのですが、予想以上のボリュームとクオリティだったので、結局20時過ぎまで美術館で楽しんでしまいました。現代芸術といっても、ピカソの絵があったりするので、近代〜現代という感じなのですが、なかなか良かった。彫刻系は、ビルバオのグッゲンハイムの印象には届かないものの、全般的に映像系が個人的にはヒット。特に、TemporaryでやっていたSAMUEL BECKETT展がよかった。美術館でもらったパンフレットなどを見ると、SAMUEL BECKETT自身は、小説家・劇作家なのですが、この人にinspireされたMona Hatoum、Jasper Jhons、Andrew Kowtting、Paul McCarthy、Bruce Naumanの作品が展示されていて、これらがかなり良かった。たとえば、たくさーんの人と壷を集めて、各人を一つずつの壷に入れて首だけ出した状態でテキストを読ませる、とか(テキストで書くと異常にわかりずらいなぁ。。。)。これがまた迫力があるというか、不気味と言うか、とてもインプレッシブなんですわ。

20時半も過ぎたので、今日は夜更かしをしないように早めに夕食を取ろうと思い、美術館の上のレストランで速攻で食事(なにせ、今の時期は21時半を過ぎても夕方くらいの明るさなので、油断するとすぐに夜更かしをしてしまうのです)。ここは、景色はいいのですが、味は相当イマイチだった気がします。場所柄のせいかすごい高いし。結構キレイに着飾った人が大量に来ていたので、人気のあるところかもしれないですが、自分のお金ではもう来ないだろうなぁ(笑)でも、ここで偶然となりの席に座ったアメリカ人夫婦と談笑できたので、少しは良かったかもしれない。そして、その奥様は、なんと以前日本の某巨大通信会社と仕事をしていたということ。その巨大通信会社の端くれにいたということを話をしたら、ワールド・イズ・スモールだねー、なんて話になりました。ほんとにそう思う。

ということで、今日はこれにて終了。明日は、本当に早起きして、ルーブルを攻めるぞっと。

【本日の出費 (1EUR=165JPY(もっとか?))】
洗剤 1EUR
洗濯 4EUR
乾燥機 1EUR
Economist 5.2EUR
ポンピドー 10EUR
夕食 57EUR(高い)