エアバス工場見学

A380は、でっかかった。。。

2階建ての飛行機として、座席数525を確保する世界最大の旅客機がA380
現時点で160強の注文が入っていて、今年の10月にSQがシドニーシンガポール−ロンドンの路線で初めて使われるとのこと。
(ちなみに、現時点での最大顧客はエミレーツ。なにせ、すでに48機を発注してますので、A380の4分の1以上はエミレーツだということになります。あと、エミレーツA380のファーストクラスは、プライベートのバスルーム付だそうです。やりすぎ 笑)

今日見た最終組立工場では、SQ、カンタスエミレーツ向けの旅客機が作られていました。今回のA380は、顧客の要望次第ではあるものの、基本的にはシートピッチを広げていて、これまで試乗したエンジニア、来賓、ジャーナリストはみな快適だと言っているそう。ちなみに、欧米のとある格安航空会社は、A380に830の座席を詰め込んでくれと言うオーダーを出しているようですが、今のところ実現していないとのことです(笑)

ところで、この巨大なA380ですが、いくつの部品で構成されているでしょう?ボルトとかそういう小さいのも含めて。(ちなみに、自動車はざっくりですが100万と言われています)








答えは、








約300万(by エアバスガイドさん)





これが多いかどうかと言うのは、意見が分かれるところでしょうね。多いには違いないですが、あれだけ巨大かつ複雑な機械なのに、自動車の高々3倍ですから(逆に言うと、それだけ自動車と言うのは複雑である、とも言えますが)

なにはともあれ、組み立てる行程を生で見れたり、機体の一部を道路を使って移動する行程(イメージとしては、新幹線を車で運ぶような感じ)もビデオで見られたり、テスト飛行のときの様子を見られたり、子供ながらにきゃっきゃしてしまいました。楽しかったー。