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今日は、昨日と変わって一転、一日中家でDVDを3本ほどまとめて観ました。

一本目は、「我が闘争」。第二次大戦のヒトラーの半生を描いたドキュメンタリー映画
この映画の特徴は、全てが実写であると言う点。当時のニュース映像や、内部で撮られた映像を組み合わせてひっぽんの作品にしています。
実写である分、ギクシャクしたところがあるのですが、それが逆にリアリティを増している感じがしました。今まで、ヒトラーって結構順風満帆に出世してきた人だと思っていたのですが、全然そうではなく、一時政治犯として投獄までされたことがあるということなどを知ることも出来て、知識的にも新たに知ったことがあってよかったです。

二本目は、「SYRIANA」。イランの石油を、イラン王室、米国のCIA、FBI、石油会社、弁護士、業界アナリストなど多くの利害関係者がとりまく様子が描かれています。若干、中身を面白くしようとしすぎて、強引なストーリーになっているところがあったり、利害関係者が多すぎて誰がどういう関係を持っているのかを追うのが大変だったりするんですが、普通に楽しく見れました。全体を取り巻くサスペンス的な部分よりも、砂漠とか製油所で脂にまみれている労働者の描き方が良かったと思います。あと、アラビア語やりたいなーって、思いました(もう10回くらい思ってますが。アルファベットが違うのが、厳しい。。。)

三本目は、「オペラ座の怪人」。以前ニューヨークでミュージカルは見たのですが、(当たり前ですが)全て英語だったので、ストーリーが完全に追えていなかったので、今回はストーリーをちゃんと把握しようとしてみました。日本語字幕つきで観ると、「あ、これってこういうことだったのね」的なところが結構あって、面白かったです。ちなみに、このミュージカルって、見ようによっては単なる逆恨み男の嫉妬物語とも見れるし、または、苦難を背負うことを運命付けられた人間の苦悩と愛情の与える影響の大きさとも見ることができる。考える余地がたくさんあるからこそ、面白い作品なのかなーと思いました。また、見てみてもいいかな、映画でもミュージカルでも。