MUNICH

イスラエルの選手が、ミュンヘンオリンピックパレスチナ側に監禁・殺害されたことに対する、イスラエル側の報復を描いた映画です。これも実話に基づいている。
HOTEL RWANDAが民衆レベルの話であるのに対して、こちらは、かなり国家レベルの話。
先ほど、「これを解決するには、理性が本能を抑制できる、そのレベルまで教育をするしかないというのが自分の意見です。」と書きました。これは正しいと思いますが、それだけではダメなんだろうなぁ、ということを改めて示してくれる映画でした。
だって、イスラエルパレスチナも、こういう暗殺とか報復とかを考えるような人は、十分な教育を受けてますからね。ま、思想教育が激しい分、足りないところがあるとは思いますが。
映画の中身的には、まあまあかなという気がします。見てない人もいるだろうから詳しくはかけないけど、正直長いなぁという気がしました。