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早朝5時にホテルを出て、昨日スピードボートのチケットを購入したオフィスに向かう。5時半にこのオフィスに行けば、スピードボート乗り場まで連れて行ってくれるとのこと。
5時15分ころに、オフィスに着く。
否。
オフィスの前に着く。何故、「前」かと言うと、






オフィスのシャッター、がっちりと閉まっちゃってます(泣)




オフィスの前にも誰もいないし、どーすんだろうと思うが、なんにしてもスピードボートの出発が7時なのでとりあえず少し待つ。
約束の、5時半を過ぎても、何も起こらない。。。
しょうがないので、シャッターをガンガン叩くも、扉は開かず、手が痛くなっただけ。


困ったなーと思ってたら、近くをバイタクが通りかかったので、スピードボート乗りたいんだけど、このオフィス空いてないんだよ、と説明する。
すると、「チケット持ってるんだよね?だったら、自分でスピードボート乗り場に行かないとダメだよ。こんなところで待ってても、誰も来ないぜ。自分だったら、スピードボート乗り場知ってるから、連れて行ってあげられるから、乗れよ。」と言われる。
怪しいことこの上ない、と思いつつも、すでに5時45分と、約束の時間を15分遅れても救いのオフィスは開かないので、早朝夜間のバイタクの利用は危険なので避けるように、という地球の歩き方のアドバイスを完全に無視し、このバイタクに乗ることにする。
30分ほど真っ暗な夜道を走った後、スピードボート乗り場に到着。とりあえず、ほっとする。

見ると、すでにボートに乗り込めるようだったので、売り子がもってたフランスパンを購入して、乗り込む。この時点で、6時15分。
出発まで45分間あったんですが、この45分間に、


大量のマイクロバスが、スピードボート乗り場に到着(泣)



やっぱり、バスとかあるんじゃーん!と思いながらも、15分待っても何もなかったら、乗れなくなる可能性考えて、先行くのはそれほど悪くはない判断だろうと自分を納得させる。

7時過ぎ、スピードボート出発。

スピードボートというだけで、結構なスピードで走る。何せ、300キロほどあるSiem ReapとPhnom Penhの間を4時間で結ぶので、単純起算75km/hなわけだ。
朝早かったせいもあって、2時間半ほど眠る。
目が覚めると、どうも、船のヘリを歩いている人がいる。もちろん、ボートは疾走中。
何だろう、と思って行ってみると、なんと、船のヘリを伝って、船の屋根に上ってる人多数。
船の屋根って、別に椅子とかが置いてあるわけじゃなくて、高さ5センチほどの柵(?)があるだけで、排気をする煙突もあったりして、本当に普通の屋根。
なんだけど、そこにみんな上って、寝転がってゆっくりとしてる。自分も、そちらに参戦する。


すんごい、気持ちいい!

船は結構なスピードで走ってるので、風邪が気持ちいいし、太陽はさんさんと照っていて、まるでクルーズしているような感じ。
外を見れば、ジャングルとか、水上生活をしている人たちが見れて、それだけでも結構面白い。1時間半ほどそこに滞在しました。

もし、乾季にカンボジアに個人で行かれる方で、Phnom PenhとSiem Reapの間を移動するのであれば、このスピードボートの屋根で過ごす4時間は絶対におススメ!
あ、屋根に上がるためには、幅50センチほどの船のヘリを歩いたり、1メートルほどの高さの屋根に上らないといけないから、一歩間違えば間違いなく川に落ちる(時速75km/hだから、ただではすまない。。。)ので、その辺も大丈夫な方にのみおススメです。

Phnom Penhの船着場に着くと、見たことがないほどのトゥクトゥク、バイタク、タクシードライバーが、鈴なりになって、降船客を待ち構えてる。
面倒だなぁ、と思ったので、とりあえず手近のタクシードライバーを捕まえて、値切ることにする。

途中、タクシーを乗り換えつつ、予定していたホテルに到着。
このタクシー、乗り合いなのに、午後の3時に昼食休憩を取るという若干意味不明なタクシーでした。
ま、45度の中朝10時から8時間疾走して、ご飯休憩取らないセネガルの7プラスよりは間違いなく人間的です。

部屋で、NHKなどなどTVを見ながら、まったり。。。
明日は、プールと海で、最後のまったりの予定。