ガーナで流通する密輸&模造品携帯

以下の記事は、ガーナで密輸&模造品携帯電話が流通しているという話です。たとえばiPodの場合、ロンドンで買う場合の10分の1の価格ですが、内蔵ソフトも模造品ですぐに壊れるそうです。
http://www.biztechafrica.com/section/telecoms/article/smuggled-phones-enter-ghana-telecoms-market/961/

携帯メーカーに限りませんが、アフリカで出回っている模造品には手を焼いています。特に中国以外の外資系企業にとっては、すぐに壊れたとなっては「安い中国品よりは高くても品質が良い」というポジショニングに係わる、極めて大きな問題です。

そこで例えばサムスンは、eワランティサービスというのを提供しています。これは、購入時に所定の番号に所定のSMSを送ると、その携帯電話が本物かどうかを知らせてくれるというサービス、また同じように所定のSMSを送ってそれが本物の場合、1年間の保証が付与されるサービスです。

ニーズにしても対応にしても、実際に現地に根を張っているからこその手法だと感じます。