モーリタニア

世間は、オリンピックで中国・北京にものすごい注目が集まっている。
その影で、ロシアがグルジアにたいする実質的な軍事介入。プーチン首相自身が、戦争状態と言っているのだから、これは相当ことが大きいのだと思うのだけれど、それでもオリンピックでかき消されている感が無くもない。

そして、さらにその影で、アフリカのモーリタニアで、クーデターが発生。日本とは縁が薄い西アフリカの小さな国の出来事では有りますが、一国の大統領が拉致されて軍事政権が誕生しているという事態は、もっと注目されてもいいのでは、と思う。まあ、注目したくとも、そもそも情報統制がされているだろうし、情報があっても日本のメディアは取りあえげないのだろうけれど。

まずは、「早期」に実施されるという「自由で公正な選挙」に注目。実質的には、クーデターを起こした軍事政権以外には立候補することや投票することができない、という状況にはしないように、何らかの国際選挙監視団が送れればいいと思うのだけれど、それも、世界的な注目度が低い中では難しいか。