役所→コンサルティングファーム

これまで一緒に仕事してきた、ある役所の官僚の方が、今度コンサルティングファームに転職することになりました。

この、役所→コンサルティングファームというのは、最近はかなり普通なので、そのこと自体はそれほどビックリもしないのですが、実際に自分が接している人で、普段、役所で役人として働いている姿しか見ていないと、「ほんとですか！？」と思ってしまう。

ランチを一緒に食べたのですが、そのときに彼が言っていたことの一つが、やりたいことをやれない場所にいることの危機感。一生ってそんなに長くないのに、やりたくないことを強制的にやらされ続ける、いまの役所の仕組みに、危機感を覚えたとのことです。

そりゃあ、そうだよね、と納得。仕事人生なんてせいぜい30年ちょっとなのに、そのうちの一部（もしくは大半を）自分の意思とは関係の無い異動で支配されたら、こりゃたまらんと思う。希望が持てないってのがつらい。

やっぱり、人事異動ってのは、「やりたい人手を挙げて」方式が一番だと思う。（基礎固め時期は除く）