硫黄島からの手紙

今日は、日中に神戸である程度仕事をこなした後、夕方から映画「硫黄島からの手紙」を見ることに。

神戸に居るんだから、神戸らしいことしろよ、という感じではありますが、前々から見たかったのだけれど、行く時間が無かったので、この際見てしまおうということで決行。

三宮駅前のミント神戸というところに入っているシネコンで見たのですが、まずは映画の前に、座席がすばらしい。少なくとも、六本木ヒルズの普通のスクリーンよりも(少なくとも見た目的には)かなりゆったりと作られていて、とても快適。その分、座席数が減るのを防ぐために、列間の段差が若干低い(←一列の座席数を減らす代わりに、列を増やすため)けれど、それほど気にならずに見ることが出来ました。

で、映画の中身ですが、「父親たちの星条旗」との二部合作ですが、こちらもかなり良かった。
ハリウッド映画だから、日本の描写が甘かったり、日本に対する蔑視のようなものが見られるのかな、と思っていたのですが、少なくとも自分の目にはそれほどそういうのは映らなかったです。かなりフェアネスに気を遣ったんじゃないかと思う。

父親たちの星条旗」と比較すると、自分が日本人と言うせいもあるかもしれないけれど、こちらの「硫黄島からの手紙」のほうが良かったような気がします。でも、「父親たちの星条旗」も十分良かったけど。
あと、「硫黄島からの手紙」を見て、「父親たちの星条旗」をまだ見ていない人は、ぜひとも見て欲しいと思う。「硫黄島からの手紙」だけを見ていると、米国は何だかんだ言って結構楽勝な印象を受けなくも無いのですが、実際は(少なくとも現場レベルでは)全くそんなことは無い!ということがよくわかります。

二作とも良かったし、二作あわせてみることが出来て、よかったと思います。
DVD出たら買うかも。