UNITED93

夜は、六本木ヒルズでUNITED93を鑑賞。映画の表現という意味ではイマイチなところはあったけど、トータルとしては、見てよかったと思いました。映画を見ながら、これって本当にあったことなんだよなぁと思うと、一つ一つの所作に重みが出てくるというか、(当たり前だけど)現実感が出てくる感じ。
この映画を見て思ったことは数多くあったのだけれど、一番思ったのは、「誰も、好き好んでこんなことをしてるわけじゃない。根本的な問題をなくさないと、いくらテロを撲滅するといっても、きっと同じことは起こる」ということ。これを見て、イスラム教徒に意味も無く悪印象をもつ人もきっといるとは思うんだけど、どちらかというと、自分はこういうことが発生する原因を作った一部の石油利権者に対して怒りを覚えました。
あとは、非常時の、国家機関の連携の取れなさというのは、世界中どこでも一緒だなと、思いました。きっと、この事件があって、情報の連携強化の必要性が米国政府の中で認識されたとしたら、情報共有に関する予算請求は通りやすくなっただろうなぁ、思ってしまいました。