法人営業「力」を鍛える
- 作者: 今村英明
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2005/04/15
- メディア: 単行本
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(2005/6/26 追記)
本書の論点をまとめておく。備忘録。
(本書の内容に、自分的なコメントを付け加えてます。)
1.市場分析
1.1.チャンスマップ
既存・新規×顧客・市場のマッピングと、バリューチェーンでのマッピング。
1.2.顧客セグメンテーション
高くてもいいものを求める v.s. 安くてそこそこのものを求める
大規模企業 v.s. 中小企業
1.3.売り上げ方程式
マーケットシェア = カバー率 × 勝率
= カバー率 × 認知率 × トライアル率 × リピート率
1.4.ベンチマーク
コストベンチマーク
ケイパビリティベンチーマーク → 顧客の満足度、顧客から見たときの重要度を指標に入れることが重要。
2.戦略
2.1.標準化
デファクトスタンダードを目指す。
顧客のカスタマイズ要求をかわす。
2.2.カスタマイゼーション
顧客を常に研究し、マニアになり、顧客の期待を上回る商品を提供。ターゲット顧客を絞る必要あり。
3.顧客理解
3.1.顧客ターゲッティング
儲かる顧客、儲からない顧客の選別化。
儲かる顧客を大切に、そうでもない顧客はそこそこに。
3.2.ニーズの深堀
顧客の言ったとおりのものを提供するのは、二流。なぜなぜ5回。ニーズを深堀りし、言ったことのものを提供して満足させる。そのことで、価格の低下も防げる。
3.3.EVC
顧客にとって、自社の商品がどれだけ今のものよりもお得か?
3.4.DMU
顧客の意思決定プロセスは、大事。
4.顧客アプローチ方法
3.1.ミッション別スタッフ
顧客セグメンテーションごとのスタッフ。
3.2.チーミング
スペシャリストのオーケストラ。
3.3.コラボレーションwith顧客
顧客の中に入り込む。顧客のビジネスプロセスの一部になる。長期的な信頼関係からLTVの最大化を狙う。
3.4.SFE
出来る営業と出来ない営業の差をいかに見分けるか、出来る営業の方法論を如何に組織内に浸透させるか、がポイント。
5.プライシング