みなさん、何を使ってますか。
まずは、最近の統計から。
http://www.zerotown.com/webdata/access/br_01.htm
やはり、圧倒的なシェアをIEがしめていますね。。。
Opera等を筆頭としたタグブラウザ陣営は、ユーザサイドから見るとなかなか便利だし、今までも何度も「IEはもうだめでは」と言われてきました。
ただ、IEをの圧倒的シェアをひっくり返すほどには普及しなかった。
理由は、以下のとおりだと考えています。
- IEの進歩
何といわれても、やはりIEはMSの戦略商品であり、それなりに投資されているために、着実に進歩してきた。
- Toolbarの対応
YahooやGoogleなど、プラグインとしてのToolBarを使用している人は多いと思いますが、それらが、IEのみをターゲットとしてきていたこと。
IEではないけれど、IEをラッピングして表面上だけを変えたブラウザの存在。
上記の根拠のため、何といわれてもIEの圧倒的なシェアが揺らぐことがなかったものと考えています。(もちろん、PCを購入した際の、バンドル製品であることはいうまでもない理由ですが。)
ただし、最近、特にFirefoxのβ版の出現以降、上記の根拠が少しずつ揺らぎつつあります。
IEの進歩については、いくつかの記事で、進歩の速度の鈍化が指摘されています。
CNET Japanの記事
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20075052,00.htm
http://japan.cnet.com/column/pers/story/0,2000050150,20074979,00.htm
また、プラグインのツールバーに関しても、各社IE以外にも対応し始めることを示唆しています。
最後に、IE以外のブラウザのIEラッピングについては、IE以外のブラウザが持つ機能を、ほかのブラウザも持つようになれば、特にこだわる理由は基本的にはなくなるはずです。
そう考えると、「5日間で100万回のダウンロード」と言われているFirefoxの出現は、なかなか面白いですね。
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000047623,20074717,00.htm
IEの最大の弱点であるセキュリティ機能がIEを明らかに凌いでいることや、タグブラウザとしての機能、また、FIrefox対応のプラグインも続々登場していることを考えると、この先がなかなか楽しみです。
(一般的な企業内システムで使用されるブラウザは、当分の間IEの優位性が保たれるでしょう。
頻繁なフリーウェアのバージョンアップに対応するだけの、システムの構築・試験を行うことは、ナンセンスと言えるからです。)
それでは、今日はこの辺で。
p.s.
ちなみに、自分は、IEをラッピングした、"Sleipnir"*1を使用しています。Firefoxのβ版もダウンロードしましたが、個人的には、Sleipnirのほうが使いやすいと思っています。